株価チャートと見る上で
勝てそうなパターンはいくつかあります。
これらを徹底的に見慣れること、
頭に叩き込んでしまうことが大事です。
ちらっと勉強しただけで
勝てるパターンとわかった!?
そんな気に成ってはいけません。
勉強が浅いと実際にエントリーするときに
自信がなく、躊躇してしまい
株価が逆に動くと気持ちが動揺しまくります。
チャートを一目見ただけで
パターンを見抜けるようになるまで
同じようなチャートを徹底的に
目に焼き付けましょう。
さて、ここで真っ先に覚えて頂きたいのは
”N字型”のパターンです。
下図をご覧ください。
1から2まで上がって一旦下落し
その後、3で下げ止まり反発。
大きく下がらないというのがポイントです。
大きく下がらないというのは
1→2の上昇幅の半分以下
手堅く考えるのであれば3割以下であると
その後、上昇する確率が高いと言えます。
勝ちパターンの第一歩は
”N字型”の下げが浅い時。
ここをまず狙ってみてください。
ここでのエントリータイミングは
前の高値である「2」を越えた時ですね。
”前の高値を更新したら買い”と言うのは
その前の下げが浅いほど
勝てる確率が上がるのです。
この後、予定通り上昇するのであれば
前日の安値を下回るまでは保有を続けます。
逆に、予定通り上昇するのではなく
株価の動きが弱く下落に転じるようであれば
即、損切り手仕舞いをします。
その事例を見ていきましょう。
このチャートは週足チャートですが
週足でも、日足チャートでも
考え方は同じです。
今回は、対局を掴むため週足で見ていきましょう。
横ばい局面を抜け出す手前の
1の地点が起点となっています。
その陽線が立った日の始値は2015円でした。
そして、2の地点 2840円の高値を付け
その2週間後には、2525円まで押しました。
しかし、その後は高値を切り上げながら
結局は急伸しました。
大きな上昇トレンドとなっています。
ここで大事なことは
押し目が浅いということと
その後の高値が少しずつ切り上がっている
ということです。
もう一つ、N字型の確認です。
このチャートは
ビッグカメラの日足チャートになります。
まだ株を始めたばかりの方でも
簡単に見つけることができる
明確なN字型になっています。
横ばい局面を抜け出した
1の地点が起点となっています。
その陽線が立った日の始値は392円でした。
そして、2の地点 424円の高値を付け
3の地点である405円まで押しました。
しかし、その後は安値を切り上げつつ
結局は、急伸しました。
見事に浅い押しにとどまって
株価が突き上がっていったのですね。
この時の移動平均線を
よく目に焼き付けておきましょう。
N字型で下げが浅く
その後の高値が切り上がっている時は
その後、上昇する。
”N字型”で下げが浅く
その後の高値が切り上がっているチャートを
ぜひ、探してみてください。
次回は、N字型の少し変形パターンを
紹介させていただきますね。
ここで学んだことを、
リアルトレードで使えるようになりたい方は
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