独学の罠

株式投資で失敗する人は、投資の勉強は1人でするものと誤解しています。
もちろん、一人で勉強する時間も大切ですが、それだけで勝てるほど、株式投資の世界は甘いものではありません。

投資の勉強は1人でするもの・・・

そんなエゴと過信が成功の可能性を閉ざし、自らの誤解がジレンマを生み出しているということに早く気づかなくてはいけません。

株の勉強を1人でおこなう必要はありません。なぜなら、あなたの目的は「株で儲けるすること」だからです。ということは、手段など関係なく、助けをもらいながらでも成功することを優先しなければなりません。

この“独学の罠”にハマってしまう人は、ほかにも大きな誤解をしてしまいます。

それは「お金を払わずに株の勉強をして勝てるようになりたい」だと思い込んでいることです。

株式投資で勉強するために、お金を使って勉強することそのものが“損になる”と思えるかもしれません。

しかし、何のために株式投資の勉強をするのか?という根源を失ってしまったら本末転倒です。その根源を見失うから、お金を払うのは損だと誤解し、独学でおこなうという選択をしてしまうのです。株で勝つというのは独学で成功できるほど甘い世界ではありません。

何でもやり方があります。それを学ばずして挑戦するのはもはやバカのやることで、それはチャレンジではなくギャンブルです。しかしやり方さえ知ってしまえばこれほど簡単なものはなく、スムーズに成功することが可能です。

なぜなら、そこには先駆者(先輩起業家たち)が築いてくれた、舗装された結麗な道がすでに存在しているからです。独学でおこなうということは、獣道をイチから自力で舗装しなければいけないということです。これではいつになったら成功できるのかわかりませんし、成功する前に大怪我をし、崖から落ちて死を迎えることすらあり得るのです。

だから、独学でおこなうということは愚かな行為であり、やってはいけない選択なのです。

では、見失ってはいけない株で儲けることの根源とは一体何か?

それは「家族」です・

この根源はもちろん人により多少異なりますが、多くの人は家族のために仕事し、日々つらいことも「家族のために」ということで耐えることができているはずです。

しかし独学を選択してしまう愚か者はこの事実を見過ごしてしまいます。1日も早く家族を幸せにするために「コツコツがんばればいつかは成功し、幸せにしてあげることができる」と肩じているのです。もちろんコツコツやることもがんばることも大切です。しかし、その努力の方向を少し間違えるだけで、その夢が叶うことはなく、貯金が底をつき借金地獄に陥るか、もしくは家族に愛想を尽かされて出て行かれるかのどちらかです。

さらに言うと、失うものはそれだけではありません。

それは「時間」です。

時間だけは戻すことはできません。一度失った時間は、どんなにお金を積んでも戻ることはないのです。

お金はいつでも稼ぐことができます。

もちろん稼ぎ方はさまざまですが、出て行かれた家族や失った時間と違い、お金がなくなるというのは一時的な話で、また稼げば済むことです。

お金は「流れ」です。入る流れもあれば出て行く流れもある。かといって止めることができないのがお金です。それはなぜかというと、持っているだけで税金がかかり、自分では止めているつもりでもまわりが出る流れを強制的につくってしまうからです。だから、止めるということができないのです。

しかし「家族」や「時間」は違います。流れではなく”積み上げ”です。

日々の苦難や障害が、言頼と関係性を向上させ、固い絆をつくり出してくれます。

ただ、積み上げという性質上、放置したり無駄なことをしてしまうと積み上がるどころか壊れてしまうことになります。だから、失う前に本当に大切なものは何なのか、そして何のために株式投資の勉強をおこなっているのかをもう一度、振り返ってみてください。

この根源を失ってしまったら、株式投資どころではなくなります。

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