このトレンドライン編は、僕のところくる質問の中で
”基本的なチャートの見方が出来ていないな?”
そう感じることが多々あるので設けています。
基本的な内容になっていますので
一般的なテクニカルトレーダーであれば
ごく普通に知っていることをまとめたものです。
もし、大局が読めてないな・・・
そう感じるようであれば、
身に付くまで何度も読み返してください。
株価チャートの基本の基本
だけど、初心者トレーダーが
ついつい見落としがちな???
水平線とトレンドラインを
学んでいきましょう。
下記チャートは
大阪チタニウム(5726)
日足チャートです。
大きく上昇した後
株価が3ヶ月間横ばいです。
チャートの右の方では
横ばいを一旦、上に抜けましたものの
下がったり上がったりと
方向感のつかない状態です。
この後、どうなると思いますか?
実際には
以下のようになりました。
大幅上昇した後に
高値圏で横ばい。
横ばいではありますが
少しずつ安値が切り上がっています。
三角保合を上抜けたので
一気に上がると思いきや
一旦、下がってヒヤッとする場面も・・・
大きなトレンドが発生する前には
チャート上のダマシになることは多々あります。
株価が
収束→拡散→方向性
この順番で推移し
最後には大幅高となりました。
“水平線”と”トレンドライン”が
見えましたか?
以下のチャートは
楽天(4755)
2004年日足チャートです。
この後の動きを
トレンドラインを引いて
予想してみましょう。
その後の動きは、
以下のようになりました。
2本のトレンドラインが収束し
エネルギーが溜まっていました。
その後、高値を抜けて
大幅高となりました。
大原則として、株価を
・収束
・拡散
・方向性
この3つで捉えるという視点を持ってください。
その上で、
・トレンドラインが収束すると
エネルギーが溜まっている
・大きなトレンドが発生する前に
ダマシ(拡散)がある
そう考えることができれば
OKです。