【株式投資の勉強法】理想のパターンと自由との関係

今回は、利益が出しやすい理想的なパターン
「2段底」についてのお話です。

下図のように

下落を続けた株価が安値「1」をつけた後
反転し上昇。

高値「2」をつけた後、
上昇を躊躇して反落。

安値「3」で再度上書し、
高値「2」を抜いて「2段底」を形成。

ローマ字の「W」のような形になり
その後も上昇していくパターンです。

信用売りや、中長期で株を保有している人が
株価が上昇してくると売りたくなります。

ところが、安値「1」と「3」の地点で
そうした下落圧力を2回も押し除けて
反転上昇しているということは
株価に大きな買いエネルギーが出てきている
と考えられます。

「2段底」に気づくタイミングは
安値「3」で反転上昇を開始したときです。

その後、高値「2」を抜いて
「W」の形になるかどうかを見定めて
高値「2」を抜いたら買いですね。

ここで重要なことは
安値「1」よりも、安値「3」の方が
高い位置にあることが絶対条件です。

この条件が揃った「W」は
目を瞑って買いに行きましょう。

ただし、かなり手堅い勝ちパターンだけに
そんなに頻繁には出てくる形ではない事を
お忘れなく・・・

その実例が以下になります。

2003年3月に向けて大幅下落した株価が
安値「1」で反転上昇し、すぐに高値をつけます。

その後、また売られて下落するも
安値「3」をつけた後、
またすぐに反転上昇をし始め
高値「2」を抜いて
「2段底」=「W」を形成しています。

この「W」の形は、株価が長く売られ続けた後に
現れることが多いのです。

最後の売り圧力が出尽くして
株価の反転に繋がっているのですね。

だからこそ、「W」を見つけた時は
大きく上昇す可能性が高いのです。

「2段底」=「W」を形成した後は
株価は大きく上昇する可能性が高い。

ということで、

今回は、利益が出しやすい理想的なパターン『W底』を
紹介させて頂きました。

追伸:

このように、書いてしまうと
本当に「確実ですか!?」という問合せが来ます。

株価に絶対はありません。
また投資判断をする際に他人に頼ってはいけません。

株式投資でいつも泣く羽目になるのは
他人に頼る投資家です。

他人に頼る投資家は自分の考えがなく
自ずと新聞や雑誌、ネットで情報収集に走り
記事で推奨していたからとか、
なんとなく良さそう・・・といって

自分にとって都合の良い部分だけを見て
株式投資をして損をします。

思惑通りに儲かることは滅多になく
大部分は相場の餌食になってしまいます。

たまに思惑が当たって
儲かることもありますが
これは単なる偶然なので
いずれ必然的に損をします。

「偶然の利益、必然に損する」のです。

結局は、自分で技術を高めて
儲かるための理論武装をしなければ
いつまで経っても勝てないのですね。

株トレードは、ありとあらゆるものが自由です。

買値、売値、トレードする時間帯、保有期間
株数、利益金額、損切り金額・・・

すべて自分の自由に、
自分の好き勝手に決めることができます。

自分の自由に決めることができる
ということは

逆に言うと、
すべて自己責任が問われるということです。

自由=自己責任

株トレードとは、
そういうシビアなビジネスなのです。

一切、他人に頼らない。
すべて自分で決する。

自分の投資判断だけが頼りになる。

ここで学んだことを、
リアルトレードで使えるようになりたい方は
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