間違ったら、”即損切り”

「間違ったら
 損切りをしてください」

と、僕は口酸っぱく言います。

ただ言うは易し、行うは難し。
実際に損失を確定させるのは
苦痛を伴う決断です。

株式トレードを始めて半年もすると
損切りをした方がいいと感じる時が
多々あります。

しかし感情的な理由で損切りを
躊躇してしまうのです。

株式トレードの結果は
技術的なものよりも心理的なものが
与える影響の方が大きいのです。

いくらチャートを勉強し
知識理論で武装し
勝つ確率が上がったとしても
心理的な負担がかかると
知識理論が活かせないのです。

技術を学んだ株式トレーダーは
全てのトレードで勝ちたいと思います。

しかし、株式トレードをやるのは
その1回だけではありません。
これから何十回、何百回と行う中の
たったの1回であるということを
忘れているのです。


株式トレードをするのは
たったの1回だけですか???

そうでは無いはずです。
ということは
1回勝つためだけのトレードに
執着する必要はないのです。

損切りをすると実際にお金が減ります。
辛い気持ちは重々分かります。

しかし

損切りできない株式トレーダーが
生き残ったという事実は
世界中探しても何処にもいないのです。

もう聞き飽きたかもしれませんが
何度も言います。

勇気を持って”損切り”をしましょう。

勝率を上げるために
チャート形状を細かく分析し
その研究結果を他人に発表する・・・

勝つために必要はありませんね。

無駄なことに
時間と労力を費やすのではなく

間違ったら、”即損切り”して
何事もなかったかのうように
次のトレードに備えましょう。

個人トレーダーにとって
一番大事なのは
次のトレードです。

過去の失敗を踏み台にして足場を固めつつ
目線は常に上に向けておく。
その状態で、今目の前のことに集中する。

梯子を一歩ずつ登っていくイメージ?
下を見たら怖くなりますよね・・・

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