初心者はとにかく
株価予想が大好きです。
1週間先、1ヶ月先、3ヶ月先、
半年先、1年先、3年先・・・
未来を予想し、
その結果に一喜一憂します。
初心者は、これこそが
株をやっているということ
これこそが株式相場そのものだ
と思っています。
将来の株価を予想して、
その方向にお金を賭ける。
株式投資とは、
そのようなものと言えば
そうなのですが
僕は、そうではない
そう思えるようになりました。
相場で勝てるようになったら
気づくはずです。
株トレードとは、
単に株価予想を当てるゲームではなく
株価として起こった事実に、
その都度、対応していくゲームだ
ということです。
単に株価を予想するだけでは
勝てないのです。
先のシナリオを
いくつか描くのは勿論のこと
今の局面は、
損切りを遠目に置いたほうがいいとか?
あまり指値を欲張らない方がいいとか?
戦略そのものを変えないといけないとか?
その都度、その都度、
株価の変化に”冷静に”対応していく。
株価の変化に対応しようと
努力していると
相場が見当違いな動きになっても
狼狽することなく冷静に対応できます。
さらに、その努力を続けることで
同じ間違いを繰り返さないようになれます。
「こういう場面になれば、こうする」
という引き出しを、日頃から
数多く作っておくのです。
そうすることで、
損失を最小限に抑えることが出来ます。
株価が上がるか、
下がるかを当てる。
そんな予想の当たった外れたなんて
何の価値もありません。
株価の予想をする必要はありますが
予想のし過ぎは無駄です。
株価の変化に対応できる力。
それは、大きなお金を生み出します。
昨日まで有効だった手法が
今日から上手く機能しない
というようなことは、常に起こるのです。
決まりきったパターンを覚えさえすれば
株で儲かる
決まりきったパターンを反復すれば
いずれ身に付く
株で勝つとは、
そんな単純なものではありません。
常に移り変わるマーケットの変化に
対応しなければならないのです。
株で勝ち続けるために
やらなければならないことは
「株価の予想を当てる」のではなく、
「変化に対応する力を身に付ける」
です。
さて、僕のぶろぐを読んで
株式投資に対する取り組みは
大きく変わりましたか?
それとも、対して代わり映えしない不毛な勉強を
ひたすら、やり続けていますか?
今一度、取り組む姿勢及び勉強方法が変わったか?
自問自答してみてください。