【株式投資で失敗しないために】人の感情が株価を動かす

株式投資の王道:ファンダメンタル分析

業績、貸借対照表、損益計算書など
各企業に関するさまざまなデータをもとに、
株価の未来を予想する手法を
「ファンダメンタル分析」と言います。

株式投資ばかりの人でも
一度は、耳にしたことがあるのではないでしょうか?

例えば、

業績がが良いときには株価が上がり
株が上がるだけでなく
配当金が増えたりすることもあります。

一方、業績が悪いときには株価は下がり
それまで出ていた配当金が減ることもあります。

業績が良ければ上がり

業績が悪ければ下がる

これが、株式投資をする上での原則であり
多くの投資家が、ファンダメンタルを確認して
株の良し悪しを決めるということをしています。

株価は人の感情が動かす

しかし、ファンダメンタル分析にどんなに勉強しても、
それだけで勝つことは難しいものです。

アナリストの中には、よく当たる方もいます。

上昇する銘柄をピタリと当て、
多くの投資家から感謝されるのです。

そんなアナリストの意見を鵜呑みにした初心者が
自分では、大して調べることもせずに
話を聞いた翌日に飛びついて株を買うのです。

しかし、株式市場は、そんなに甘くありません。

ファンダメンタル分析だけでは、説明がつかない・・・
アナリストレポートに書いてあるとおりにならない

業績が良ければ上がり

業績が悪ければ下がる

というように、理論通りに株価が動くとは限らないです。

好業績だったにも関わらず
株価が急落し、混乱する人は多々います。

業績が良ければ、株価は上がると信じていたのに・・・
下落してしまった

そうなってしまうと
個人投資家は、自分の間違いを認めるのに時間がかかるのです。

その他、業績だけではなく

金利が上がったとか、海外で戦争が始まったと
政権が交代したとか

などなど

株式市場には、数多くの材料が存在します。

だから、多くの投資家がは

材料が株価を動かしている

そう思っている人が多いのです。

しかし、本当は、少し違います。

個々の材料が株価を動かすのではなく
材料を聞いた投資家の感情が株価を動かしているのです。

噂で買って、事実で売れ!

株式市場の有名な格言です。

株価の材料に素直に反応する素人ではなく
勝っている投資家は、
材料の内容とは逆の行動をとることが多いのです。

株価の動きは、投資家心理の集合体です。

一般大衆の気持ちが昂っているとき
株価が天井を打つ可能性が高いのです。

また、一般大衆が恐怖に怯えているとき
株価は、そろそろ底値を打つのです。

株価は人間感情の集合体である

ということを覚えておき、自分ではなく
他人の相場観=投資家心理を考えるようにしましょう。

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