当たり前のことなのですが
株価は上昇と下落を繰り返します。
また大きな上昇をした後は
損切りで売ったり
安値で買い戻したりすると言う
いろいろな投資家心理が交錯するので
株価が横ばいになります。
横ばいというより
株価が”収斂”してくるのです。
そして株価の”収斂”が進み
株価の動きが静かになってきた形が
大きく動き出す前兆なのです。
人はジャンプするときに
膝を深く曲げて身構えますね。
一旦、静止しているようにも見えます。
高く飛べる人ほど
体の軸がブレないですし
頭の位置もフラフラしない。
高く飛ぶ人ほど、
バタバタ動かないものです。
株価も同じです。
バタバタしているうちは
高く上がることはないのです。
株価の動きがバラバラの状態というのは
高値で買って損している投資家の
損切り決済が済んでいなかったり
下落してからの期間が短いため
動揺し気持ちの整理が付いてないからです。
チャートがキレイかキレイじゃないか?
何となくわかると勝てるようになります。
大きく上昇する株を見極めるコツは
たくさんの大幅上昇前のチャートパターンを眺めて
頭に叩き込むことです。
こうした練習を続けていると
良い株価チャートを見極める目が
培われていくのです。
そして、株トレードでは、常に
高値と安値があまり開いていない
「狭まった」状態が良いと考えてください。
これと反対なのが
今日のローソク足の高値が
前日の高値を上回っている
かつ
今日のローソク足の安値が
前日の高値を下回っている
という形です。
これは扇のような形になり
仕掛けるには悪い形になります。
これは、日足、週足、月足ともに
同じ考えでOKです。
特に連続して足が広がると
かなり良くないと思ってください。
なぜなら、
ローソク足の幅が広がっているのは
株価が売り手も買い手も
気分が散漫になっているからです。
エネルギーが分散している状態ですね。
逆に、株価のエネルギーが集中している時は
値幅が小さくなるものです。
連続でローソク足が広がるということは
「買い方」の主体が「買い」を終えた
あるいは、既に「売ってしまった」
と考えられます。
なぜなら「買い方」の主体が
じっくり買い貯めたいのなら
「高値」を付けたり
「安値」を付けたり
バラバラな動きをすることはないからです。
株価が扇のような形になった時は
「株価の局面が変化している」
と考えてください。
まとめます。
株価は、値幅が狭まった状態がよく
値幅が広がった状態はダメなのです。
扇形のチャートになります。
ご参考まで。
ここで学んだことを、
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