1枚目。
1つの銘柄を徹底的に
極めるべく
ずっと野村HD(8604)で
練習を続けます。
今回もポイントが
盛り沢山です。
まず、トレンドラインを引いて
株価の上下動が狭くなってきていることに
気が付きましよう。
大きく動く前の前触れです。
今回は、一旦下に抜けましたが
その後、上方向に反転しました。
髭や小さい足にも
注意しましょう。
また、上昇中に上ではなく
下方向に窓を開けました。
こういった窓は
ファンダメンタルズに変化がない限りは
基本的に埋まるものと考えてもらってOKです。
全部、大事ですね。
写チャートしながら
株価の先の流れを
身に染み込ませてください。
2枚目です。
やはり窓開けや髭が多いときは
上昇するパワーがないですね。
これをエネルギーという観点で考えると
パワーが分散しており、蓄積されていない・・・
となります。
やはり下落しています。
その他のポイントは
添付ファイルをご覧いただくとして
今回は、
上昇トレンドと下落トレンドの違いについて
ご説明させて頂きます。
まずは、上昇トレンド。
空のバケツを思い浮かべてください。
何も入っていない空のバケツです。
この状態が、トレンドが
まだ形成されていない状態です。
その空のバケツに、
蛇口から徐々に水を流し込んでいく。
これが上昇トレンドのスタートです。
空の状態から、水=エネルギーが
徐々に溜まっていくわけですね。
一瞬でバケツをいっぱいにすることは
できないわけですから、
徐々に水が増えていく状態です。
少しずつ水がバケツに
溜まっていきます。
これが上昇トレンドの動きです。
どうでしょうか?
イメージが掴めたでしょうか?
つまり上昇レンドは、
少しずつ水が流入しなければならないため、
トレンド形成されるまで時間がかかるのです。
要するに、買い相場の立ち上がりは
遅いケースが多いということです。
実際に、いろんなチャートを見て
上昇トレンドの動きを確認してみると
1本1本のロウソク足が短く、
少しずつ上昇していることが
わかるかと思います。
ご自身でも上昇トレンドのチャートを
たくさん見てみてください。
3枚目。
下落トレンドの特徴について
ご説明させて頂きます。
下落トレンドは、
上昇トレンドの真逆になります。
当たり前ですね・・・
これをエネルギーという
視点で考えるとわかりやすいです。
上昇トレンドは、
買うためのエネルギーが少しずつ溜まることで
形成されていくとお伝えさせて頂きました。
コップの水を一杯ずつ
バケツに入れていくイメージ。
一方、下落トレンドはどうかと言うと、
上昇時に溜まった大量のエネルギーが
一気に放出される特徴を持ちます。
パンパンに水を張ったバケツを
一気にひっくり返すイメージ
がしっくりくるかと思います。
ギリギリまで膨らませた風船を
針で突くというイメージも良いかと思います。
要するに、
一気にエネルギーが放出されるので、
非常に早く、 強い動きになります。
日足で、上昇から下落レンドに
転換した部分を見てみると
上昇トレンドでは、
ちょっとずつ上り
下落トレンドでは、
それまで上昇してきた値幅を
2から3倍のスピードで
消し飛ばしている場面を
いくつも発見できると思います。
こういった上昇トレンドと
下落トレンドの特性を把握することで
相場に向かう心構えも変わってきます。
株価に絶対はありません。
エントリー前に悪くなったことを
先に考えることを習慣にしましょう。
リスクを許容した上で
リターンを狙うべし。
<おまけ>
ただ単に線を引いたり
なぞったりするだけでなく
投資家心理を考える練習をすると
いいですね。
どれか、一本だけでもいいので
ローソク足を選んで
そのローソク足を見た時の
1:買ってる人の気持ちは?
2:売ってる人の気持ちは?
3:これから買おうとする人の気持ちは?
4:これから売ろうとする人の気持ちは?
これらに正解はありませんが
自分なりに考えることが大事です。
他、本番で使えるかどうか?
自問自答しながら進めてください。
日々の習慣にしましょう。
ここで学んだことを、
リアルトレードで使えるようになりたい方は
21日間 株価チャート習得プログラム