攻撃は最大の防御なり。
スポーツの試合において、
監督やコーチなどの指導者が、
選手の精神や意識を高揚させようとして
使われる諺です。
- 守勢にまわることなく、
戦っていこう。 - 1点リードしているが、
攻めることが大切だ。 - 残り時間は30秒だ、
攻め続けよう。
そんな風に日常生活で使います。
しかし、
”攻撃は最大の防御なり”は、
株トレードにおいては
仇となることが多いのです。
生き残るトレーダーは
攻撃が強いのではなく
守りが強いのです。
初心者トレーダーは勝つ事
攻める事しか考えません。
そんな初心者トレーダーは
マーケットからの攻撃に弱く
たった一回の攻撃で
撃沈してしまうことがあります。
その反面、プロトレーダーたちは
株式相場は負けることがあって
当然と思っています。
そう思っている彼らは
勝った時だけでなく
負けた時の準備も怠らないのです。
だからプロトレーダーは
負けても大きな損をすることはないので
長期間、株式市場で戦うことができます。
株式市場は、サバイバル。
生き残りを賭けたゲームです。
たとえ負けたとしても
次に戦えるだけの資金は残しましょう。
今回は負けたけど、
次回、大儲けできるかもしれないのです。
毎回毎回”1億円”儲かる・・・ってのは
ファンタジーの世界です。
勘違いしないように願ってます。