大相場への心構え

損切りは素早く、
利食いはゆっくりと・・・

プロの株トレーダーなら
誰でも心得ている
「株トレードの常識」です。

しかし、
言うことは簡単ですが
実行するとなると
非常に難しい戦略です。

株式市場というものは、
投資家にストレスを与えます。

思いがけない変動によって
評価益だったポジションが
一瞬にして評価損になってしまいます。

株トレードをしていると
目の前の評価益は逃したくないものです。

また、今、抱えている評価損は
早く元に戻ってほしいなあーと思います。

だからこそ、
一般的なトレーダーは
評価益を確定させる利食いは直ぐに行い、
評価損を実現損にしてしまう損切りを遅くする・・・

そういう傾向にあります。

しかし、ここでの問題点は
必然的に損切りの金額の方が
利食いの金額を上回ってしまうことです。

早めの利食い。
これは、利益確定を早く行うので
勝率は増えることになります。

それと同時に現金が
少しずつ貯まっていくのです。
嬉しくなってしまいますよね。
上手く行っているように思いがちですが、、、

その一方で、遅めの損切り。

これは、一回あたりの損失額が
大きくなるので、数回の負けで、
資産の大部分を失ってしまいかねません。

僕は、そんな株式投資家を
何人見て来たことか・・・。

勝ち玉が負け玉になるリスクを負う。

年に一度か二度は大相場になります。

「天まで届く上げ相場、
 地獄まで落ちる下落相場」

これを、見逃さないよう
普段は「早めの損切り、遅めの利食い」をしながら
大相場への心構えをしておきしましょう。

日々、コツコツと資産を増やしながら
大勝ちを待つ我慢。

コツコツも大事
時には大勝負に出るのも大事。

人生を変えるチャンスを狙うのと同じですね。

人生見逃し三振すると後悔します・・・

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