【株式投資の勉強法】基本中の基本

株は、

絶望の中で生まれ
懐疑の中で育ち
楽観の中で終わる

これは、株に関する有名な格言です。

忘れもしない日経平均株価

小泉バブル(8000→18000)の前、
2001〜2年

アベノミクスの前、2011〜12年

これらの年は
株で儲けにくい・・・

そのように言われていました。

どちらも大暴落した

・ITバブル崩壊
・リーマンショック

後の相場で

マーケット参加者のほとんどが
「ダメだ」と思っていたのです。
そんな時に、上昇相場が生まれました。

つまり、”絶望の中で生まれ”たのです。

それから株価が上昇し始めた時も
多くの人は

「こんな混乱期に、本当に上がるの???」
と半信半疑だった人が沢山いたのです。
そんな中、株価がドンドン上がりました。

”懐疑の中で育った”のです。

上昇が加速すると
「そろそろ大丈夫だ」
と買い始める人が多くなり
最終的には、どこかで大暴落します。

”楽観の中で終わる”のです。

株価の流れを掴むためにも
トレンドラインや水平線を
キチンと学びましょう。

今回、使うのは、上昇真っ盛りの
2005年日経平均日足チャートです。

以下にポイントまとめます。

<ポイント1>

高値と高値を結んだ線を引き
並行になる安値の線を引くこと

<ポイント2>
高値と高値、安値と安値からなる
並行線が2本引けない時は
1本でもいいから引く

<ポイント3>
安値と安値を結んだ線を引くことで
株価の上昇が加速していることに気づく

<ポイント4>
株価が下落した後に2回安値をつける
W底になっている。

<ポイント5>
株価が一旦、前の高値で押し戻されている

以上の点に対応できればOKです。

ご自身でもチャートをプリントアウトして
トレンドラインや前の高値・安値に
線を引いて何らかの気づきを得ましょう。

さらに、もう一枚

日経平均を題材にして
チャート上の見るべきポイントを
整理してみました。

基本的なことが
見て取れるかどうかの確認です。

<ポイント1>
中長期の流れを掴むことができる
緑の20日移動平均線が上向きである時は
基本的に買いになります。

<ポイント2>
株価が「前の高値」で跳ね返されています。

またローソク足は、
5日線と20 日線を割り込んでいます。

陰線が多いことも気になりますね。

買いポジションは完全撤退です。

<ポイント3>
安値が揃って、W底を形成し
その後、緑の20日線が上向きになってます。
再度、上昇局面へ移行する前触れです。

以上、基本的なことですが
忘れがちなポイントをまとめてみました。

「知っていること」と
「出来ること」は別物です。

その「知っていること」を
「出来ること」に変えないといけない。

それを可能にするのが練習なのです。

その練習も、漠然とやっても自信にならないので
自分が取り組みたいテーマを
キチンと決めることが大事です。

そうして、一つの技を突き詰めて自信が着いたら
「本番でやってみたい」
と思うようになります。

で、実際にやってみると
利食いポイントや損切りポイントも
わかるようになります。

「知っていること」を「出来る」
ようにするのが練習。

そうして身についたものが
技術になります。

似たチャートを探してきて
成功パターンだけでなく
失敗した時の対応も練習をする。

そして、再度本番に取り組む。

株に絶対はありません。

本番さながらの練習を心がけてください。

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